長年にわたり離婚を求めていたものの実現できずにいたが、交渉により相手方が自宅を退去し離婚成立となった事例

長年にわたり離婚を求めていたものの実現できずにいたが、交渉により相手方が自宅を退去し離婚成立となった事例

依頼者の属性:
20代
女性
専業主婦
子供有
相手の属性:
60代
男性
無職
受任内容:
できる限り早く相手方に退去してもらい、財産分与額も抑えた上での離婚をしたい
弁護士法人ALGに依頼した結果
離婚に応じてもらえない。
自宅を退去しない。
仮に離婚するなら財産分与は分与額1500万円以上。
離婚成立。
離婚前に家を退去。
財産分与額は800万円。

事案の概要

本件の依頼者は、長年にわたって相手方の不誠実で理不尽な態度や生活費もほとんどもらえない、ギャンブルにお金を使うなどに耐えてきましたが、いよいよ限界を超えて耐えられなくなり、一刻も早く相手方に家を退去してもらい、離婚することを強く求めておられました。

しかし、相手方は全く応じようとしないため、代理人を通して離婚の交渉を進めたいということでご相談に来られました。

弁護方針・弁護士対応

受任後、弊所担当弁護士は、まず、相手方に対して強制的に自宅から退去させられる理由がないため、相手方の退去は任意に行っていただく必要があったので、相手方の真意を丁寧に聞き取りました。

相手方からは、家を出ていくにもお金がないから難しい等述べていましたため、一旦、財産分与すべき金額の一部を先に渡すことにより退去費用に充ててもらうこと等を提案して退去を完了させることができました。   
また、財産分与については、相手方の特性等にも注意し根気強く交渉を行いました。

一度言った内容を代えられないように、慎重に、金銭の支払い日と退去日、合意書案の整理等を行いました。

弁護士法人ALG&Associates

横浜法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

相手方は、離婚協議書を取り交わす前に自宅不動産から退去させることができました。

また、財産分与については、自宅は依頼者が取得、相手方には800万円を依頼者から分与するということで合意し、離婚が成立しました。

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依頼者の属性
60代
男性
会社役員
相手の属性
50代
女性
専業主婦
受任内容
離婚拒否を続ける相手方との離婚成立
弁護士法人ALGに依頼した結果
離婚拒否 条件に納得したうえでの離婚成立

事案の概要

本件は、両親の介護について価値観の相違が生じたために、夫から妻に離婚を求めた事案です。既に別居が1年以上継続している状況であり、当事者同士で離婚調停も行っている段階でした。しかし、相手方が、離婚後の生活の不安を理由に頑なに離婚を拒否し、調停にも欠席してきました。そこで、依頼者は、相手方との離婚のために訴訟を提起するべく当法人にご相談に来られました。

弁護方針・弁護士対応

本件では、すでに別居が1年以上経過していることもあり、訴訟提起すれば最終的に離婚が認められる可能性は十分にある事案でしたので、粛々と訴訟を進めれば、離婚成立という結果を得ることができたと思います。もっとも、依頼者は、離婚後の相手方の生活を考えていないわけではなく、むしろ、調停段階において、相場よりも好条件を提示している状況でしたので、相手方の漠然とした離婚後の生活の不安を取り除くことができれば、協議離婚の成立の可能性もあると見込まれました。そこで、離婚訴訟を提起して、法的手続きの段取りは進めつつも、並行して、離婚協議も行っていくこととしました。

弁護士法人ALG&Associates

横浜法律事務所・離婚案件担当弁護士の活動及び解決結果

相手方は、これまで離婚後の生活の不安から頑なに離婚を拒否していましたが、訴訟にまで至った以上、いずれは離婚が成立見込みであること、こちらが提示している条件は相場よりも好条件であり、このまま訴訟でドライな解決を図るよりも相手方にもメリットがあることを具体的な数字とともに相手方に提示しました。

その結果、相手方は、最終的には自ら離婚に応じることを決断し、依頼者から相手方に対して、一定程度離婚後の生活を保証することを条件(離婚後の自宅への居住を認めるなど)に協議離婚が成立しました。協議離婚が成立したのは、離婚訴訟の初回期日とほぼ同じタイミングでしたので、離婚訴訟のみで解決を図るよりもかなり早い段階で解決に至ることができました。

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