因果関係が認められ、当初の2倍の賠償額で和解した事例

因果関係が認められ、当初の2倍の賠償額で和解した事例

被害者の状況:
頸椎捻挫
腰痛挫傷
尾骨部挫傷
争点:
因果関係
弁護士法人ALGに依頼した結果
賠償金額 約46万円 約90万円 適正な賠償額を獲得

交通事故事件の概要

被害者車両が駐車スペースに停車中、介助者が助手席後ろ側のドアを開け、同乗者である依頼者(80代)を介助していたところ、加害車両が駐車場スペースにバックで駐車しようとしたことで衝突し、被害者が強い衝撃を受け、負傷したという事例です。

事故の内容・規模と怪我の程度・内容が整合しなかったため、相手方保険会社は交渉段階から、事故と怪我の間の因果関係を激しく争っていました。

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横浜法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果

交渉では全く話が進まないため、紛争処理センターを利用しての解決を試みました。
紛争処理センターでもやはり、相手方保険会社は、事故と怪我との因果関係を争ってきました。
担当弁護士にて介護認定記録の取り付けをご本人様にお願いしたり、医師の意見書を取り付けたり、目撃者の証言を纏める等の弁護活動の結果、センター側が因果関係を認め、当初の相手方保険会社の2倍もの賠償額で和解をすることができました。
因果関係が争われる事案では、客観的な証拠が極めて重要であることを改めて認識させられる事案でした。

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被害者の状況:
頚椎捻挫
争点:
事故態様
過失割合
弁護士法人ALGに依頼した結果
賠償金額 約11万円
過失割合 0%

交通事故事件の概要

依頼者(30代・会社員)は交差点で対向車の信号が赤信号に変わったことを確認した後右折したところ、対向車である直進車が赤信号無視により衝突したという事故状況。

ただし、直進車は、信号は青信号であった旨を一貫して主張しており、主張が対立していた。双方ドライブレコーダーがない状態であったため、事故当時の状況を客観的に立証する資料はない状態であった。依頼者は頚椎捻挫等の傷害を負った。

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事故態様・過失割合について主張が真っ向から対立していたため、訴訟提起することとなった。治療中は、相手方の一括対応は行われないため、人身傷害保険を利用して通院した。そのため、相手方への請求額は、裁判における損害賠償額から人身傷害保険給付額を控除した額(30万円程度)となった。

ドライブレコーダー以外の証拠で当方の主張する過失割合(100対0)であることを立証しなければならず、証拠収集が重要であった。
実際に現地に赴いたところ、片側3車線で交通量が非常に多く、赤信号以外のときは常に自動車が走行している道路であったため、通常の右折車であれば、青信号では渡ろうにも渡れない状況であるということであった。

そこで、かかる道路状況や、右折車が一様に対向車の信号が赤信号になることを目視で確認している様子等を撮影し、証拠として提出した。その他、相手方が信号機の色を明確に認識していないことがわかる初期供述等を主張・立証した。

結果、ドライブレコーダーはないものの、他の周辺事情から当方の主張する過失割合(100対0)が認められ、その前提で和解を成立させることができた。

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後遺障害等級:
なし
被害者の状況:
頸椎捻挫
左手指骨折
争点:
休業損害
傷害慰謝料
弁護士法人ALGに依頼した結果
賠償金額 約65万円 約100万円 約35万円の増額

交通事故事件の概要

ご依頼者様は、20代前半男性で運送業勤務です。
対向車線を走行していた車が中央分離帯を超えてご依頼者様の車に衝突し、ご依頼者様の車の前面が大破する事故に遭われました。
ご依頼者様は、物損について保険会社から提示された金額には納得したものの、人損担当者から提示された賠償案の説明があいまいで、誤記が複数あったため、保険会社に対し強い不信感を覚えていました。
傷害慰謝料については計算式が記載されているのみで、裁判基準より低い金額が載っているだけでした。休業損害に至ってはどのように算出されたのかすら記載がありませんでした。
そのため、弊所にてご相談いただき、相手方保険会社との示談交渉を行うことについて依頼いただきました。

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担当弁護士がまず、休業損害について、相手方保険会社の考え方の説明を求めたところ、裁判基準を大きく上回る金額が提示されていることが判明しました。
その一方で、担当弁護士が受任したことを通知した段階で、傷害慰謝料について新たな主張を展開してきましたが、それでもなお、裁判基準を下回る金額でした。
担当弁護士としては、有利な金額となっている休業損害を下げず、傷害慰謝料について裁判基準の金額に引き上げることを目標に交渉を行いました。
最終的には休業損害の金額は維持しつつ、傷害慰謝料の金額を2倍に増やすことができました。

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後遺障害等級:
14級
被害者の状況:
頸椎捻挫(むちうち)
争点:
慰謝料
弁護士法人ALGに依頼した結果
賠償金額 約150万円 約270万円 約120万円の増額

交通事故事件の概要

依頼者は、高速道路を自動車で走行中、前方の自動車が障害物を回避するため停車していました。依頼者も前方の自動車に続き停車したところ、後方から走行してきた自動車に追突された事案です。 本事故により、依頼者は頚椎や右肩等の捻挫になり通院を続けましたが、全快せず後遺症が残ってしまいました。
後遺障害認定をしたところ14級9号を取得し、相手方保険会社から150万円弱の示談案の提示を受けた段階で、慰謝料等の増額ができないかについてご相談がありました。

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横浜法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果

ご相談を受け資料を精査した結果、慰謝料や後遺障害による労働能力の期間が短すぎることが分かりました。
そこで弁護士基準に基づき、慰謝料や後遺障害逸失利益等について再計算を行ったところ、弁護士基準では約300万円になることが分かり、相手方保険会社に対し、こちらの算定根拠と賠償額を提示しました。

保険会社からは、当初こちらが予想した通り、足して割る2をしたような金額で刻んだ交渉をしてきましたが、こちらとしては全く誠意が感じられないと考え、相手方保険会社の案を突っぱね、交渉を続けた結果、弁護士基準満額ではないものの、270万円を超える賠償案が提示されました。
ご依頼者様と協議を重ねた結果、この示談案に納得され示談が成立しました。

事案としては、典型的なむち打ち事案であり、保険会社の反応もこちらが予想した通りの展開でしたが、弁護士が介入したことで十分な利益を依頼者にもたらすことができた事案と思います。

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後遺障害等級:
14級9号
被害者の状況:
頸椎捻挫
腰椎捻挫
争点:
賠償金額
逸失利益
弁護士法人ALGに依頼した結果
賠償金額 0円 弁護士基準のほぼ満額

交通事故事件の概要

依頼者(40代男性)は、本件事故から約7ヶ月間の治療を受けた後、相手方保険会社による事前認定の結果、後遺障害等級14級9号が認定されました。
相手方は、賠償額に関し、依頼者は会社から役員報酬を得ている立場で、本件事故によっても収入の減少がないから逸失利益は発生しないと主張してきました。
依頼者が相手方の回答に納得できなかったことから、賠償額の増額交渉の依頼を頂戴しました。

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横浜法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果

担当弁護士は、相手方に対し、資料を提示して、依頼者が役員を務める会社の実態は依頼者がほぼ全ての業務を行っている状態であり、会社の収益の減少は会社のみならず依頼者の損害に結びつくと説明しました。
また、裁判例を示して、確定申告書類上の売上高から流動経費を引いた金額が、逸失利益の基礎収入になることを理解させ、実際に依頼者の確定申告書類を示し、具体的な基礎収入の計算式を明らかにしました。 こうした説明の結果、逸失利益についてほぼ当方が主張したとおりの内容で示談することができました。
根拠資料や参考となる裁判例を適示し、丁寧に説明したことで、訴訟をせずとも、相手方保険会社にこちらの主張をスムーズに納得してもらい、早期解決に至った事例です。

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後遺障害等級:
14級9号
被害者の状況:
頸椎捻挫
腰部挫傷
争点:
賠償金額
弁護士法人ALGに依頼した結果
後遺障害等級 非該当 併合14級 非該当からの等級認定
賠償金額 約80万円 約250万円 約170万円の増額

交通事故事件の概要

依頼者(40代女性、兼業主婦)が運転中に信号待ちをしていたところ、後方から走行してきた相手方自動車に追突されたという事故態様でした。
依頼者は、頸椎捻挫、腰部挫傷等の診断を受け、事故から約7ヶ月間通院治療を受けました。
症状固定後、後遺障害等級申請(事前認定)をしたものの非該当となり、相手方から約80万円の賠償額が提示されていました。
依頼者としては、症状固定後も通院しているにもかかわらず、後遺障害等級が非該当だったことに納得がいかなかったため、異議申立て及び賠償額の交渉について依頼を頂戴しました。

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横浜法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果

担当弁護士が事前認定の際に提出した後遺障害診断書を検討したところ、検査結果の内容や症状の見通しに関する記載が不十分でした。
そこで、通院先から診療録(カルテ)を取得して治療経過を説明できるようにし、医師に新たな後遺障害診断書を作成してもらい、検査結果や症状の見通しを盛り込んでもらいました。
異議申立てでは、上記の各資料に加えて、必要な検査で陽性反応が出ている点や、依頼者の治療経過を詳しく説明した書類を提出しました。
申立ての結果、頸椎捻挫、腰部挫傷ともに、14級9号の認定を受けました。
非該当から併合14級になったことにより、賠償額は、当初の提示金額約80万円から3倍以上増額した約250万円で示談が成立しました。
診療録(カルテ)の検討やきちんと治療経過を反映した後遺障害診断書作りを進めるといった地道な作業が功を奏したのではないかと感じる事案でした。

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後遺障害等級:
14級9号
被害者の状況:
頸椎捻挫
争点:
賠償金額
弁護士法人ALGに依頼した結果
賠償金額 約130万円 約300万円 約170万円の増額

交通事故事件の概要

依頼者(30代女性、兼業主婦)は、本件事故によって頸椎捻挫等の傷病名がつき、事前認定により14級9号が認定されていました。
相手方から既払い分を除いた賠償額として約130万円の提示があったものの、この提示額が適切か否かの判断がつかなかったため、ご相談を受け、ご依頼を頂戴しました。

弁護士法人ALG&Associates

横浜法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果

担当弁護士が相手方の提案内容を検討したところ、弁護士基準に基づいて算出した場合と比べて賠償額に大きな開きがありました。
そこで、担当弁護士は相手方に対し、弁護士基準で算出した賠償額を提案し、対案があまりにも低額であれば、裁判(訴訟)にすることも辞さないと伝えました。
相手方と複数回やりとりを重ね、説得した結果、最終的に、弁護士基準で算出した場合の満額に近い賠償額で示談が成立しました。 相手方からの提示額が適切か否かわからないときには、まずは弁護士にご相談されることをお勧めします。

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後遺障害等級:
なし
被害者の状況:
頸椎捻挫
腰椎捻挫
争点:
慰謝料額
弁護士法人ALGに依頼した結果
賠償金額 約60万円 約78万円 弁護士基準のほぼ満額が認められた

交通事故事件の概要

依頼者(40代男性)は、事故により頸椎捻挫及び腰椎捻挫の傷病を負いましたが、後遺症が残存しない形で治療が終了しました。
しかし、相手方と交渉したところ、慰謝料について納得がいかず、ご依頼を頂戴しました。

弁護士法人ALG&Associates

横浜法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果

担当弁護士は、交渉が行き詰まっていると判断し、交通事故紛争処理センターへあっ旋手続の申立てをする方針をとりました。
そして、あっ旋手続の初回の期日に、話し合いの調整役を務める嘱託弁護士から、和解の打診がありました。その内容は、慰謝料について、当方が主張した弁護士基準に基づいて算出した金額のほぼ満額というものでした。

当方はもちろん、相手方もこの内容を受け入れたため、初回の期日において和解成立となりました。申立てからわずか1ヶ月程度という短期間での解決でした。
担当弁護士が、本件の争点や交渉経過を踏まえて適切な手続を選択した結果、奏功した事例でした。

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